海外留学するならホームステイと寮生活どっちがよい?おすすめは?
海外留学を経験したいと考えている人に、今回の記事はおすすめです。日本とは生活習慣や文化が異なるので、留学当初は生活に慣れるだけで大変な思いをするでしょう。しかし、20代の貴重な時期に日本を飛び出して海外の世界を見てみることは重要です。滞在先はホームステイか寮生活のどちらがよいのか見ていきましょう。
ホームステイのメリット・デメリット
まずは、ホームステイのメリットを3つ、デメリットを4つ紹介します。しっかりチェックしましょう。
留学先の生活文化を体感できるメリット
食事や生活をともにすることで、生活文化を体感できます。学校の勉強だけでは学べない貴重な経験です。
少ない準備で留学できるメリット
食事と眠る環境が整っているので、生活環境の変化に対応しやすいです。環境に慣れるだけでも大変なので、食事を提供してくれるのはメリットでしょう。
さまざまな世代の人と関われるメリット
自分と同じ年代の人だけではなく、さまざまな年代の人と交流できます。ホストファミリーに恵まれれば、自分も家族の一員のような感覚になれるでしょう。
ビジネスとして留学生を受け入れているホームステイ先が多い
必ずしも温かく迎え入れてくれる家庭ばかりではありません。お金を受け取っているから食事を提供します。
お金を受け取っているから眠るスペースを貸しているという感覚で接してくる人もいます。その人たちはそのようにして生計を立てているので、悪気があって行っているわけではないので理解しておきましょう。
ホストファミリーと相性がよくないときがある
相性は出会うまで分からないので、どうしても相性が合わない場合は滞在先を変えることも視野に入れます。
学校までの移動時間がかかる場合がある
ホームステイ先が学校から近いとは限りません。遠い場合は、バスやトラムなどの交通機関を利用して通学するので交通費がかさみます。
家庭のルールに従う必要がある
洗濯や入浴の習慣が日本と異なる場合があるので、戸惑いが生じてしまいます。
毎日洗濯する習慣がない家庭や、バスタブには浸からずにシャワーだけの家庭が多いので、最初のうちは苦労するでしょう。
寮生活のメリット・デメリット
次に寮生活のメリットを3つ、デメリットを2つ紹介します。
現地の学生と関わることが多くなるメリット
留学生同士が寮で同じ部屋になることは珍しくありません。同じ立場で頑張る学生としてお互いよい影響を受けるでしょう。
また、ホームシックにかかりそうになっても、自分と同じ立場の留学生がいるので気持ちが折れることなく頑張れるでしょう。
交通費を抑えられるメリット
校舎までの距離が近いので、交通費を抑えられます。大抵の場合、自転車か徒歩で通学できるので安全に通学できます。
通信環境が整っているメリット
キャンパス内は通信環境が整っているので問題ありません。
滞在費用がかさむデメリット
食事や生活に必要な出費はすべて自腹なので、長期留学になるとホームステイやシェアハウスに住み替える人もいます。
寝具を準備する必要があるデメリット
マットレスや毛布などを自分で準備するときがあります。必ずしも備え付けられていないとはいえませんが、短期留学のためにマットレスや毛布を購入することになるかもしれません。また、購入したものを処分するときに費用がかかります。
相談できる人がいない可能性がある
寮生活では自分と同年代の学生が生活しているので、繊細な悩みや私生活で困っていることのアドバイスを求めてもフォローできるとは限りません。
ホームステイが向いている人
次に、ホームステイが向いている人はどのような人なのか説明します。
具体的には、勉強だけではなく生活文化を学びたい人におすすめです。
留学先の生活文化を体験したい人
学校生活と家庭生活の両方を経験できるので、勉強だけではなく生活文化を体験したい人におすすめです。
有名な観光地や地元の人がおすすめする場所などに連れて行ってくれることもあります。
滞在費用を抑えたい人
生活に必要な寝具や家具が備え付けられているので、寮生活と比較すると身軽に留学できます。
滞在費用の中に施設利用料が含まれているので、追加で負担する必要がありません。
寮生活が向いている人
最後に、寮生活が向いている人について説明します。具体的には、留学生同士で頑張りたい人や、学内の設備を利用したい人におすすめです。
現地の学生と友人になりたい人
同じ目的を持った現地の学生や自分と同じような留学生と親しくなりたい人におすすめです。
スポーツ活動やボランティア活動を通じて交流できます。また、食堂やラウンジなどで会話を楽しめるのも寮生活の魅力です。
学内の設備を積極的に利用したい人
日本よりも治安がよくない国に留学すると、夜間に外出するのが危ないときがあります。
キャンパス内で生活していると比較的安全に過ごせます。また、スポーツ施設や図書館などを利用できるので、学内の設備を積極的に利用したい人におすすめです。
まとめ
寮生活とホームステイの違いはあります。しかし、どちらも魅力があるので自分が好きなほうを選択しましょう。
将来的に留学先の国で生活したいと考えている場合は、ホームステイがおすすめです。生活文化を若い頃に体験しておくと、経験値がアップします。生活文化を体験するよりも、学内の勉強や研究などに力を入れたい人は寮生活がおすすめです。
