留学先に荷物を送りたい!日数や料金はどうなってるの?
留学先することが決まったら、留学先へ先に荷物を送っておきたいですね。でも、海外へ荷物を送るのが初めてだと、どの運送会社が対応してくれるのか、どれくらいの日数で届くのか、そして費用はどれくらいかかるのかが気になります。今回は、留学先へ荷物を送る方法や、送る際の注意点などをまとめてみました。
留学先に荷物を送る方法・料金・日数
留学先に荷物を送る場合、まずはどの運送会社を利用するのか決めなければいけません。運送会社によって、海外へ荷物を送る費用や日数が異なりますが、おすすめは日本郵便です。日本郵便では、4つの方法で海外へ小包を送ることができるため、配送にかかる日数や費用から、最適な方法を選ぶことが可能です。
日本郵便の配送方法
日本郵便では、航空便・船便・エコノミー航空便・国際スピード郵便が用意されています。航空便の場合、飛行機を利用して荷物を配送しますので、最短3~6日で荷物が届きます。できるだけ早く届けたい場合は便利ですが、費用は高めです。たとえば、差出地が東京都で届け先が米国(カリフォルニア州)、送るものが「荷物(小包)」の区分、重量2,000グラムの場合、2,760円となります。
■船便
船便は、船を使って配送しますので、到着するまでに時間がかかってしまいます。到着まで1~3ヶ月かかるので、かなり早く手配しなければいけません。船便のメリットは、費用が安い点です。先ほどと同じ条件で検索すると、費用は1,080円となり、航空便の半分以下の料金で送ることができます。
■エコノミー航空便
飛行機と船便を併用して送るサービスになります。到着までにかかる日数は2週間から1ヶ月ほどとなっていて、費用は、航空便と船便の間くらいで送ることができます。先ほどの条件だと、エコノミー航空便は2,080円となります。できるだけ早く送りたいけれど費用も抑えたいという場合は、エコノミー航空便がおすすめです。
■国際スピード郵便
一番スピーディーに配送してくれるサービスです。最短2~4日で届きます。先ほどの条件の場合、費用は4,500円となります。お値段は高いですが、急ぎで欲しいものは、この配送方法だとすぐに届くので助かるでしょう。
留学先に送るべきものは?
留学先には、何を送っておけばよいのでしょうか。出発当日は、できるだけ荷物を減らして身軽に出発できるように、下記のようなものは先に送っておくとよいでしょう。
■辞書や参考書など
書籍は重たいので、事前に送っておきましょう。留学先で使われる言語に関する辞書は、忘れずに入れてください。
■洋服
毎日着る衣類は、季節ものは必要になる前に実家などから送ってもらうようにするのがおすすめです。すぐ必要になる衣類と、フォーマルなシーンで着用する洋服は先に送っておいたほうがよいでしょう。留学先で購入することもできますが、サイズが合わないということもあります。手持ちの洋服を送っておくほうが安心です。
■日用品
日用品も、留学先で購入できますが、使い慣れているもののほうが安心できるでしょう。今はネットで日本のモノも購入できるので、途中で必要になったら購入してもよいでしょう。
■お土産
お世話になる人に渡す手土産は、事前に送っておくことで当日身軽に出国できます。
■趣味のアイテム
お気に入りのグッズや趣味のアイテムなど、留学先でも必要だなと思うものは、事前に送っておくとよいです。「今すぐ必要ないけれど、必要になった時に送ってほしい」というようなものがある場合、事前に箱に詰めて置いておくことで、家族も国際便の手配がしやすくなります。これは使いたいなと思うものがあるなら、箱に入れて準備しておくとよいでしょう。
知っておきたい!留学先に荷物を送る際の注意点
留学先に荷物を送る際には、送ることができないものもあることに注意しましょう。国際便は、何でも送ることができるわけではありません。国や地域によって、禁制品とみなされる場合は、届けることができないので注意しましょう。
禁制品とされるものの例としては、牛肉を使用した加工品(レトルトカレー、カップ麺、コンソメスープの素など)、卵を使用した加工品(マヨネーズ、卵入りふりかけなど)、米、塩、お酒類、野菜や果物などがあります。これらは、国や地域で異なるので、送る前に可能かどうか確認してください。他にも、危険物としてみなされるものは国際郵便で配送できません。化粧品や香水、マニキュア、消毒液などは、引火性液体に分類されるので、受付不可となります。
また、配送する際には、梱包にも注意してください。使用済みの箱の場合、弱くなっている可能性があります。新しい箱を用意しましょう。梱包する際には、ガムテープはH字に止めてください。海外への発送は、「こわれもの」や「天地無用」という記載をしても適用外となってしまうため、そのようなモノを入れるのであれば、二重包装にして梱包することも重要です。
今回は留学先に荷物を送る方法、かかる日数や料金などをご紹介しました。現地に着いてから、必要なモノを揃えていくのは大変ですから、事前にしっかり準備して送るようにしておきましょう。
