みんなどうしてるの?ホームステイ先での過ごし方
留学時の滞在方法でもっともポピュラーなのがホームステイではないでしょうか? 初めての留学で困ったときにいてくれると心強いホストファミリーや、留学先の文化や習慣を肌で感じることができるところは非常に人気が高いです。
今回は、海外留学のホームステイ先での過ごし方や、ホームステイのメリット・デメリットをご紹介させていただきます。
ホームステイ先での過ごし方
一般的なホームステイの期間は1~3ヶ月程度です。その間は、ホームステイ先の一室を借りて生活をします。短期間ではありますが、滞在期間中はホストファミリーの家族の一員です。1日の過ごし方は各ホームステイ先の家庭によって色々なルーティンがありますので例をご紹介します。
■朝食から登校まで
ホストマザーが朝食を作ってくれていたり、自分で好きに作って食べていいよという自由なスタイルもあったり、それぞれに違います。朝食を済ませた後は、電車やバスなどの交通機関を使って学校へ向かいます
「行ってきます」のあいさつだけでなくハグをする習慣のない日本人にとっては、慣れるまで少し恥ずかしいかもしれません。出発の際に帰宅時間を伝えておくといいでしょう。
■昼間は学校で過ごすことがほとんど
お昼にお弁当を学校に持っていく場合は、キッチンを借りて自分で用意をするか、学食があれば食堂や校内のカフェでランチを済ませます。ホストマザーが用意してくれている場合もあるのでその時は、優しさに感謝しましょう。
■夜はホストファミリーと過ごす
帰宅後はホストファミリーたちと仲良く会話をしながら夕飯の支度をするのもおすすめの過ごし方です。お手伝いをしながら仲を深めるのも、ホームステイの醍醐味です。
食事の際のマナーは国や地域、細かくいえば各ホームステイ先の家庭で違うこともあります。そういった異文化を学ぶためにも、お手伝いや日常会話は非常に大切です。
■お風呂タイムのマナー
シャワータイムはなるべく短めにしましょう。諸外国は日本のように、湯船にゆったりと浸かるという文化がなく、バスタブがない家庭もあります。長くならないようにだいたい5~10分くらいで済ませるのがいいでしょう。
■自由時間はどう過ごす?
自室でくつろいでもいいと思いますが、リビングにホストファミリーがいるなら、同じ時間を一緒に過ごしてみましょう。あまり部屋に引きこもりすぎても関係が深まりません。そして、できるだけ就寝時間などの生活時間はホストファミリーの生活スタイルに合わせましょう。
ホームステイをするメリットは?
海外留学をする人のなかには、自分で部屋を借りて生活する人や、学校の寮に入る人もいるでしょう。海外留学先での生活には選択肢がありますが、ホームステイを選ぶメリットをみてみましょう。
■語学の上達が早い
語学が上達するポイントは、いかに他の人とたくさん会話をしたかというのが重要になってきます。嬉しいことにホームステイでは、毎日ホストファミリーとなかば強制的に会話をするので自然と語学力が身に付きます。ホームステイは、たくさんコミュニケーションが取れる非常にいい環境なので、積極的に会話をしましょう。
■異文化交流を楽しめる
文化の違いや生活習慣の違いを知るには現地の人と直接、たくさん関わることが1番手っ取り早いです。毎日生活をしていくなかで、地域の文化や考え方などを直接肌で感じ、学ぶことができるでしょう。たまには一緒に買い物に行ったり、ご飯を作ったり、庭で遊んだり、それだけでも貴重な体験になりますし、現地の「地元感」なんかも楽しむことができます。
■家族が増える
ホストファミリーと仲良くなると、まるで自分の家族かのように愛情がわきます。ホームステイ先から引越しをするときに寂しくて泣いてしまう人も多いでしょう。留学生活でたくさんお世話になったホストファミリーですから、思い出もたくさんできます。帰国後もメールやSNSなどを通して、ずっといい関係を築くこともできます。
ホームステイのデメリットは?
海外での生活に慣れるため、留学先での第一歩としてホームステイを選ぶ人が大勢いますのでその魅力はもうお分かりですね。ここでは、大人気なホースステイならではのデメリットについて触れておきます。
■気疲れしてしまう
他人の家庭で生活をするので、どうしても自分の生活習慣に合わないことがあります。朝起きる時間や夜の門限、食事が合わないなど、色々と違和感が出てきたり我慢することも、ときにはあるでしょう。気を遣いすぎて、疲れてしてしまうかもしれません。
■ほかの入居者とのトラブル
ホームステイ先では何部屋か、部屋を貸しているホースステイ先もあります。そのため他の留学生と合わず揉めてしまうということが、まれにあります。ほとんどが仲良くなるのであまり聞かない話ですが、もしそうなって気まずい場合はホームステイ先の転居の相談をしてみましょう。
■滞在スタイルとしては割高
ホームステイはシェアハウスよりも5万~10万円ほど割高です。ホームステイ期間が終わったら安いシェアハウスに移る人も少なくありません。費用が固定なので自炊をして節約を試みても生活費はほとんど安くならないのです。とはいえ、快適な生活や安心感があるので、こればかりはお財布との相談になります。
まとめ
ホームステイ先での過ごし方をご紹介しましたが、いかがでしたか? その国の特色を学ぶには非常におすすめです。ホームステイを楽しむためにはホストファミリーとコミュニケーションをたくさんとって仲を深めることが一番です。
快適に過ごすために、自分の意見をしっかりと伝えなければいけないシチュエーションも出てくるかもしれません。そんなときは、日本と同じように挨拶をしたり、わからないことは質問をしたりと、そうすればおのずと心地よいホームステイ生活を楽しむことができるのではないでしょうか。
