カナダ留学ってどう?メリットデメリット含めた特徴をご紹介!
北アメリカ大陸で広大な国土を誇るカナダは、日本人留学生も非常に多く、永住したいと希望する人も少なくありません。カナダの国土は広く地域ごとの特色もあるため、留学するのであればそれぞれの特徴を理解し、自分にピッタリな地域に留学するのが理想です。
カナダの国柄やメリット・デメリットや特徴について紹介しますので、カナダ留学に興味がある方は、この機会にカナダのさまざまな事情をチェックしてださいね。
カナダってどんな国? 地域ごとの特徴
世界2位の国土面積を持つカナダは、移民の国としての特色が強く、バンクーバーやトロントといった大きな都市部の住民の半数以上が国外から来た人たちになります。さまざまな国からの移民が集まるカナダは、日本人留学生からも高い人気を誇る留学先で、その異文化への寛容さがどの国の人にとっても、暮らしやすさを与えていることが伺えるでしょう。
そんなカナダの公用語は英語で、アメリカ英語寄りの会話がスタンダードとなっています。ただし、単語のスペルで綴られているのはイギリス英語を用いるシーンが多いのが特徴でしょう。しかしケベック州では、トロントやオタワを中心に英語に加え、フランス語も公用語に含まれているので、この地域の英語はフランス訛りが入っている傾向が見られます。
また、ナイアガラの滝やカナディアンロッキーなど、さまざまな観光地や雄大な自然を有する国なので、言葉だけでなく、美しく刺激的な体験ができる機会も豊富にあります。
ちなみにカナダといえば、非常に寒い国というイメージが強いでしょう。実際に、東海岸のトロントやモントリオールなどの都市の多くは、毎年冬は氷点下になることが多くなり、積雪量も多いため、厳しい冬を過ごすこととなるでしょう。
反対にバンクーバーがある西海岸側では、氷点下になることはあまりなく、積雪もほぼないので、西と東で気候の違いが顕著に現れています。
英語以外も学べるカナダ留学のメリット
海外留学先にカナダを選ぶメリットについて考えてみましょう。カナダは留学先が豊富で、しかも地域によって特徴や雰囲気がガラッと変わります。海外留学する際に、英語だけでなく第三言語も身に付けたいと考えている方には、きれいな英語とフランス語を習得できる環境にある東カナダのケペック州がおすすめです。
またカナダの英語は、訛りが少ないので、一般的に通じやすい英語を身に付けることができます。
ほかには、移民の多いエリアだと、そのバックグラウンドから多種多様な文化が根付いており、あらゆる言語が飛び交う環境になっています。移民によって発展を遂げてきたことから、多様性への尊重が重視されており、寛容な社会が作られています。日本からの留学生に対してもオープンなので暮らしやすい点も日本人留学生から選ばれる理由のひとつです。
また、治安の良さも2019年時点で世界6位と高順位にあり、留学生の両親にとっても、子どもを比較的、安心して留学に行かせられる国であると考えられます。
カナダ留学にデメリットはある!?
カナダの中心地であるトロントやバンクーバーなどは、日本人留学生が非常に多いため安心できる環境です。初めての単身での海外留学であれば不安や心細さから、同じ日本順留学生の存在は大きな安心感に繋がります。
困ったときに助け合い、共に学び高めあえるのが理想ですが、日本人とばかり関わりすぎてしまい、英語の上達が遅れてしまうケースもあります。海外留学は期間が限定されているので、日本人同士のコミュニティにのみ居場所を作ろうとするのではなく、広い視野を持ち留学生活を過ごすように意識しましょう。
また、カナダの中でもトロントやバンクーバーは、特に物価が高いことも気になる点です。たとえば外食は消費税が10%~14%に加え、チップも15%ほど支払わなければなりません。短期間の海外旅行であっても日本人の感覚からすると高いと感じますが、カナダ留学で生活をすると考えると物価の高さはデメリットと感じるでしょう。しかし、中心地にある語学学校を選んでも少し離れた地域で生活をする、なるべく自炊をするなどほんの少しの意識を変えて節約を楽しむことができたら、物価の高さもそれほど気にならないかもしれません。
まとめ
カナダは、単一民族である日本とは、気候も価値観も文化も大きく違いますが、多様性に優れているという点に興味を惹かれる方が多く、日本人留学生から、語学が学べる留学先として高い支持を得ています。メリットもデメリットもありますが、カナダは比較的に治安が良いので、初めての海外留学先におすすめできる国と言えます。
もちろん、どんなに住みやすい環境で、寛容な国であっても初めての留学となればトラブルはつきものです。初めての留学を実りある時間にするためにも、まずは、海外留学エージェントに海外留学の相談をしてみるのがおすすめです。万全なサポートがあれば、初めての海外留学の不安が期待に変わることでしょう。ぜひ、勇気を持ってカナダ留学にチャレンジしてみてください。
